重信幼稚園空手教室

昨日は重信幼稚園での空手教室でした。

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空手教室も2006年からですから丁度10年となります。

重信幼稚園での空手教室は以前、南海放送でも取材を受け放送もされました。

武道教育の大切さが当時、社会で改めて叫ばれていて空手教室を始めて数年後に国も中学校での武道必修化に踏み切りました。

ただ武道必修化はなかなか根付いてはいないようですが、、、

それも当然なんです。
心の教育というのは中学生のように大きくなって心もある程度出来上がってから教育しようとしてもどうしようもないのが現実です。
3つ子の魂100までもというように。
幼い純真な子供のうちに自然に教えていかなくてはなかなか身につくものではありません。

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そんな社会の情勢も有りましたから私なりにできることはないかと考え道場に通っていない子供にも広く武道を学んで貰うことができないだろうか。
そう考えすぐに重信幼稚園、南吉井保育所、南吉井第二保育所にご相談したところ快くご賛同頂き空手教室を始めることができました。
あれから10年。
よく続きました。

当初の重信幼稚園の子供たちは人懐っこくて稽古が終わった後も私に寄ってきては遊んで遊んでと(笑´∀`)
身体にしがみつくは、よじ登るは、、一度遊んであげるともう止まらない。

稽古が終わってからの方が汗だくでした(笑´∀`)
もうその子たちは中学3年生くらいかな??
そんな重信幼稚園での空手教室でした。

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あれから10年。

昨日の重信幼稚園の子供たちも元気いっぱいでしたよ。

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子供は元気が一番。

あと
整列、、できない。
右左、、難しい。
だからこそいいんです。
武道教育には。
幼い真っ白で純真な心にこそ身に付くのです。

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ミットを使ってのパンチの稽古では大きな声でできました。

そして空手本来の対刀の稽古。
これが空手の神髄なのです。

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武器を持てなかった人が武器を持つ相手から身を守る術が空手です。

痛みを知ることで加減を知り無闇に人を傷つけてはいけない気持ちが生まれます。

そして刀から逃れるため必死に動く事で俊敏性そして危険察知能力も身につきます。

危険察知能力こそ護身術で一番重要です。

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私の子供の頃は普通に木を切り竹を切り刀にしてチャンバラごっこしたものですが今の子たちは普段なら棒などを振り回すと危険だからできません。

なので刀の振り方は勿論ですが当たれば痛いということも実感としてあまりありません。
痛みがわからないから避けようと逃げようと自然には身体が動かない。

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でも心配いりません。
そんな子が現代では普通です。
武道塾の子たちも最初はみんなそうですね。
でも実感できれば本能的に動けるようになります。
これは運動神経は関係なく人間は誰にも防御本能がありますからそれを呼び覚ましてあげれば良いのです。

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まず本能を呼び覚ます。

だからとりあえずはやらせてみます。
どう動くか。

刀を頭に振り下ろされようともまったくその場から足は動かず頭だけ右左に動かし避けたつもりが肩に当てられてしまう子がいたり(゚∀゚)
その場にしゃがみ込むだけで頭や肩に当たったり(*σ´Д`*)
そうかと思えば逆に刀に背を向け走り回る子がいたり(鬼ごっこじゃないよ(^_^))

楽しい子たちです。。。

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その後に話します。
これが本物の刀やったらどうする?
もうみんな大変な事になっとるよ(笑´∀`)と、教えていくのです。

空手教室では時間がないのですべて教えるのは無理なのですができるだけ私のやれることはやる。
そんな思いです。

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さて、昨日は参観日と言うことでお母さんも大勢来られていて子供たちと一緒に遊びながらパンチ、キック、刀対空手など自由にやってもらいました。

普段は家では絶対にやれないことです。

こういうのはほぼ稽古ではなく遊びですが実はすごく大切な心の教育になります。

お母さんと普段やらないことをやったという記憶はいつまでも残るものでそれが何かあった時に蘇りお母さんの優しさや自分への思いを思い出すきっかけになったりして逆境から奮起したり思い留まったりする力になることもあります。
こういうのは決して学校や学習塾では教えられない心の教育なのです。

初夏には南吉井保育所でも同じように参観日にお母さんお父さんと空手を一緒にしたのですがもう少し早くこういうことに気がついていたらと。。。
10年かかりました(笑´∀`)

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お母さんもたぶん初めてチャンバラごっこした方もおられると思います。

パンチ、キックも。

普段、子育てで悩まれることもあるでしょうし仕事でしんどいこともあるでしょう。
ストレス社会ですからたまにはこういうのも良いですよね。
楽しんで頂けたら嬉しいですがどうだったでしょう???

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そうこう楽しく稽古したのですが最後に子供たちに吉田松陰先生の言葉を教えました。

親思うこころに勝る親心
その後には下の句で きょうのおとずれ何と聞くらん と、続きます。

私が子供の教育で一番大切にしていることです。

子供がいくら親を愛していても親はその何倍も何十倍も子供を愛している。

だから、そんなに思ってくれるお母さんお父さんを大切にしよう。

子供たちに聞きました。
こんなに大切にしてくれるんやからみんなはどうしたらいい?

すぐに手が上がりました。
その子は
言うことを聞く。
次の子はお手伝いをする。

みんなはどんなお手伝いができる?
ご飯の用意を手伝う。
後片付けを手伝う。

こういうことを小さい内に自然と考えられること。
良い子ばかりです。嬉しいですね。
お手伝いできることがあるなら進んでしよう。

そして大切なのはお母さんはみんなが大好きやから叱るんよ。
間違ったことをしたらみんなが困ることになるから叱るんやから素直に聞こうね。
大好きじゃなかったら叱らんよ。

そして昨日は敢えてそこまでは教えませんでしたが

親より先に死んではいけない。

これがなにより大切なことなのです。

この言葉は松陰先生の辞世の句で安政の大獄で30歳の若さで処刑される前に両親のことを思って読んだ句です。

私が死んだという知らせを聞いたら両親はどれほど嘆き悲しむだろう。
親不孝をお許しくださいという句です。

現代人は人間関係や仕事に悩んだら引きこもったり自ら死を選ぶ人が多いですが自ら死を選び親より先に死ぬことの罪深さを教えることで安易にそうはさせない。
辛くても苦しくてもそこから這い上がる強さを身に付けてもらいたい。
この言葉から強く思うのです。

私の指導の根幹を成す言葉です。

このように空手は武道で有り、武の道は人の道です。
ただ突き蹴りを教えるものではありません。

武道は心の教育です。

痛みを知ることで加減を知ることができ乱暴は振るわなくなり強い正義感も生まれます。
強い心が宿ると他人に優しくなります。そうすれば誰からも好かれます。
困ったことがあればそんなとき誰もが助けてくれます。助けます。

これが現代武道の教育です。

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この子たちには健やかに真っ直ぐに育ってもらいたい。

そして長生きし親孝行をしてもらいたい。

心からそう思います。
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今回暑さの中一緒に稽古して頂き保護者方には感謝いたします。

そして園長先生、担任の先生方には大変お世話になりました。

子供たちに教えながら私も沢山学びがありました。

あと、残り1回ですね?

最後には松陰先生のこの言葉を最後の意味まで教えたいと思います。

またよろしくお願いいたします。

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あと子供たちお片付け手伝ってくれてありがとう。

私のバッグまで持ってくれました。

良い子たちばかりでした。

また来るからその時まで元気でね!!

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動画で様子をご覧ください。










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プロフィール

武道塾塾長

Author:武道塾塾長
日本空手道武道塾は東温市に本部を置き松山市周辺を活動拠点としている武道空手道場です。
武道塾では武士道教育を通じ真の礼節を学び人間形成の空手を学びます。武道塾空手の特徴として顔面攻防ありから掴み倒し関節技等グラウンドでの攻防まで修得する総合格闘技としての実戦空手です。
寝技にはブラジリアン柔術を取り入れています。

インターネット空手通信講座を開設しました。空手が通信教育で学べます。

来たれ松山市、東温市周辺の志士たち!
武道塾空手を学び一緒に強くなりましょう!

道場
東温市 本部道場/月・木
松山市 坊っちゃんスタジアム道場/水・土
松山市 石井道場/火
松山市 桑原道場/金

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